サブスク住居サービス・クロスハウスの「アドレスホッパー」利用者が1,000名突破、アドレスホッパー像の数値データ化も

サブスクリプション(定額)型住居サービス「クロスハウス」を提供している株式会社クロスハウスは9月11日、同サービスにて、定住にこだわらず旅をするように生活する「アドレスホッパー」の利用者が1,000名を突破したことを発表した。

クロスハウスは、物件の利用は定額制で物件の移動は無料で行うことができることを特徴としたサブスクリプション型のコリビング(共有居住空間)サービスで、東京を中心に展開している。これまでは住居を借りる場合、不動産業者を通して賃貸借契約書や重要事項説明などを伴う対面での契約が必要であり、契約後は何年も住み続けるのが常識だった。しかし同サービスは、ウェブで契約ができ、物件も初期費用3万円のほかに定額の家賃と光熱費を支払うだけで利用できることから、アドレスホッパーによる利用が増加傾向にあるという。

そして、同社はクロスハウスを利用するアドレスホッパーから「アドレスホッパー像」を数値データ化した。まず、利用者の男女比をみると、男性58.1%、女性41.9%と、男性だけでなく、女性にも受け入れられていることがわかる。国籍は日本人が6割。平均年齢は27.2歳で、20代中盤のライフタイルに変化が多い時期に利用される傾向がみてとれる。平均滞在期間は331日と1年を切っており、ホテルや民泊に比べて長期的な宿泊として選択している利用者が多い。平均家賃は4万8,000円と比較的リーズナブルな価格帯を選択している。

部屋タイプは、シェアドアパートメント、シェアハウス(個室、セミプライベート、ドミトリー)、家具付きワンルームなどの種類を提供するなか、ドミトリー(相部屋)タイプが4割を占め、荷物をコンパクトにまとめているライフスタイルが背景にあることが読みとれる。

ドミトリータイプ 内装イメージ

ドミトリータイプ 内装イメージ

利用者を職業別にみてみると、もっとも多いのが正社員の27%、次点が学生の25%で、フリーターやフリーランス、自営業といった職業を上回った。この結果からは、一定の場所に通勤通学する人でも、数か月単位で気軽に住居を変えたいニーズがあることがわかる。

同社は8月にも杉並区を中心に新たに14物件をオープンするなど、利用者増加に伴い、着実に物件数を増やしている。今後は、関東だけでなく、全国や海外でも無料で移動ができる部屋を提供し、新しい住まいの形として定着させることを目指すという。

ソフトウェアや動画サービス、最近では飲食店や話題の自動販売機など、さまざまな生活シーンでサブスクリプションサービスが定着しつつある今、従来の煩雑な賃貸借契約をせずに自由に住居を選べる同社のサービスは、低価格で家を探す若者はもちろん、所有から利用へと価値観が変わりつつある現代人のニーズをうまく捉えているといえる。今後もテレワークやワーケーションなど、多様な働き方が浸透することで、さらなるサービス拡大につながりそうだ。

【参照サイト】クロスハウス

(MINPAKU.Bizニュース編集部)

homeaway
airbnb