OYO、休暇用賃貸大手の@Leisure Groupを買収

賃貸住宅事業を展開するOYO(オヨ)TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN 株式会社(東京都千代田区)の出資会社であるインドのホスピタリティ会社OYO(オヨ)は5月6日、欧州の休暇用賃貸物件会社@Leisure Groupを、ドイツのメディアテクノロジー会社Axel Springer(アクセル・シュプリンガー)から買収することを発表した。

OYO、休暇用賃貸大手の@Leisure Groupを買収

@Leisure Groupは一戸建て別荘、休暇用の公園、別荘用アパートを管理、世界中の顧客に向けて欧州各地の管理住宅を多岐にわたって提供している。アクセル・シュプリンガーが2015年に買収していた。今回の買収額は約4億1500万ドル(463億円)と報じられている。

オヨは世界レベルで急成長中のホテル・住宅チェーンとして全体的かつ目標達成重視型のモデルにより、供給と買収の管理、事業変革、運営、収益管理、サービスなどの分配を、オフラインとオンライン両方のチャネルを通して実行する戦略を打ち出している。2017年に事業を開始したOYO Homeは世界中で1万5000件を超えるヴィラやアパートの部屋を保有している。

一方、@Leisure Groupは自社ブランドBelvilla、DanCenter、Danland を通して、ヨーロッパ13か国で完全管理型の別荘3万件以上を提供している。また、別ブランドTraum-Ferienwohnungenでは、定期契約ベースの住宅管理サービスを、世界50カ国8万5000件を超える住宅向けに提供。合計30万室を超える部屋を@Leisure Groupとして所有している。

今回の買収条件の背景として、オヨは戦略の根拠に3点を挙げる。グローバルに見ると、オヨはHomes部門から、休暇用賃貸物件と都市部住宅を網羅する100万件を超える物件全体を通して、2兆米ドルを超える規模の大きな機会を得られる。特に欧州は最大の市場で、Homes全体の供給の30~40%を占めている。一方、@Leisure Groupはオヨ同様、休暇用賃貸物件に対して全体的なアプローチをとっている世界でも少数派の会社であり、収益管理、住宅所有者エンゲージメント、物件管理サービスにおいてデータ主導型のケイパビリティを構築している。さらにグループを率いるのは休暇用賃貸物件の経験豊富なプロであるトビアス・ワン氏の管理チームで、オヨは「財務における統制やプルーデンスに基づいた成長志向のマインドセットを備えた最高レベルのビジネス」として目を付けた。

オヨは現在、世界第6位のホテルチェーンで、世界で最も急速に成長しているホテル・住宅・空間チェーン。今回@Leisure Groupがチェーンに加わったことで英国、米国、インド、中国、マレーシア、ネパール、英国、アラブ首長国連邦、インドネシア、サウジアラビア、フィリピン、日本まで世界24カ国800都市に事業を拡大。1万8000件を超える建築物、63万6000件超の分譲ユニットを管理し、4万件を超える休暇用別荘を有する。ソフトバンク・ビジョン・ファンド、セコイア・キャピタル、ライトスピード・ベンチャーズ、ヒーロー・エンタープライズ、チャイナ・ロッジング・グループが投資している。

(MINPAKU.Bizニュース編集部)

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