都市部在住の約半数が自宅の荷物を預けたい意向、LIFULL SPACE調査

不動産ポータルサイトを運営する株式会社LIFULLの子会社である株式会社LIFULL SPACEは7月10日、同社が行った「自宅の収納スペース及び自宅以外に預けるサービスの利用意向」についてアンケート調査の結果を発表した。

同調査は、 関東1都3県(東京・埼玉・千葉・神奈川)・愛知・関西2府1県(京都・大阪・兵庫)在住者2,403人、20~59歳の男女を対象に、2019年5月29日にウェブアンケートを実施し、その結果をまとめたもの。

調査結果をみると「自宅の荷物を自宅以外の場所に保管したいと思ったことはどの程度あるか」という質問に対して、「頻繁にある」が12.1%、「たまにある」が34.7%と回答、全体の46.8%が「自宅の荷物を自宅以外に保管したい」と思っていることがわかった。

「自宅の荷物を自宅以外に預けられるサービス(個人向け貸し倉庫やトランクルーム、ダンボール預かりサービスなど)を知っているか、また利用経験はあるか」の質問に対して、73%が「知っているが、利用したことはない」と答えた。すでに利用している、以前利用していたを含めると、サービス自体の認知度は高いことがうかがえる。

また「利用しようと思ったが利用しなかった」と回答した人に対し理由を聞いたところ、もっとも多かった回答は「思ったより高かった」、続いて「近くに施設自体がなかった」、「セキュリティに不安があった」という結果だった。

「利用しようと思ったが利用しなかった」と回答した人の理由

最後に「知っているが、利用したことがない」と「知らない」と答えた人に、自宅の荷物を、自宅以外に預けられるサービスを今後利用したいかを質問したところ、「今すぐにも利用したい」が1.0%、「機会があれば利用したい」が34.3%となり、合わせて35.3%の人が利用したい意向であることがわかった。

LIFULL SPACEは現在、掲載施設数9,000か所以上、利用ユーザー数月間15万人を超える日本最大級トランクルーム検索サイト「LIFULLトランクルーム」の運営に加え、空きスペースを持つ個人・法人と、荷物を置きたい人をつなぐ、収納スペースのシェアリングエコノミーサービス「収納シェア」を展開している。「収納シェア」は、トランクルームに比べて約半額程度で荷物等を預けることと、ホスト側は一畳未満でも登録が可能なため、自宅やオフィス周辺で手軽に荷物を預けられるという利便性のよさが特徴だ。

収納シェア

「収納シェア」サービスイメージ

アンケート調査の結果を受け同社は「LIFULLトランクルーム」の充実と「収納シェア」サービスを拡大していくことで、掲載スペース数の拡充およびサイトの機能強化を図るとしている。

矢野経済研究所の「レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム市場に関する調査(2018年)」によると、2018年度の収納サービス(レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム)の国内市場規模は、前年度比6.7%増の743億3,000万円を見込む結果となり、2020年度では829億3,000万円と、2011年度と比べて約1.8倍の市場規模に達すると予測する。特に3大都市圏(首都圏・中京圏・近畿圏)といった都市部では、収納拠点数の増加とともに一般生活者の利用増も見込めることから、今後も堅調に市場拡大が進んでいくと予測している。

「スペースのシェアリングエコノミー」の考えがより多くの人の暮らしに浸透すれば、これまで以上にサービスへのニーズも高まり、自ずと市場規模も拡大するだろう。同社が事業拡大にあたりどのような新サービスを提供していくか、今後も注目だ。

【サービスサイト】LIFULLトランクルーム
【サービスサイト】収納シェア
【参照ページ】レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム市場に関する調査を実施(2018年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所

(MINPAKU.Bizニュース編集部)

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