IoTキーボックス運営のKeycafe、未来創生2号ファンド等からの資金調達を公表

カナダに本社を構えるキーカフェ・ジャパン合同会社(以下、Keycafe)は1月21日、トヨタ自動車などが出資する未来創生2号ファンドをはじめとする複数の投資家からの資金調達を公表した。出資金額は非公開としている。

Keycafeが提供する「Keycafe Smartbox」は、民泊仲介サイト世界最大手のAirbnbとAPI連携した日本唯一のスマートキーボックスだ。世界45都市、800か所以上で運営され、100万回以上の遠隔・無人での鍵の受け渡しを実現している。

2017年12月より日本国内で導入を開始しており、現在は東京、大阪、福岡、那覇など45か所のローソンやカフェなどで利用できる。ローソンの店舗には、2019年3月までに100店に導入することが予定されている。

なおKeycafeは、ローソンやカフェ以外にも宿泊施設や事務所への「Keycafe Smartbox」の導入も行っている。小規模ホテルや一棟系の民泊施設に導入することで、それらの宿泊施設における業務効率が向上するだけでなく、ゲストはより簡単に鍵を受け取り、返却することができるメリットがある。

一方の未来創生2号ファンドは、スパークス・グループ株式会社を運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行などの出資を受け、2018年7月に設立された。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」「電動化」「新素材」を中核技術を位置づけ、それらの分野の核心技術をもつ企業、またはプロジェクトが対象だ。2018年11月末時点の運用資産残高は、2015年に運用を開始した未来創生ファンド1号とあわせて600億円としている。

今回の出資について、Keycafeのアジア太平洋地域代表・日本法人代表社長の小河内亮氏は「Keycafeは民泊やカーシェアリングをはじめとしてあらゆる鍵の受け渡しや入退出管理に使えるサービス。不動産事業者やビル管理業者様からの問い合わせも多い。未来創生2号ファンドからの出資により、多様な事業者様により使いやすいサービス・端末の開発と世界展開を加速する」とコメントしている。

シェアリングエコノミーのサービス普及にともない、効率のよい鍵の受け渡しは、多くの事業者や利用者にとって重要となる。Keycafeのさらなるサービス拡大に期待がかかる。

【サービスサイト】Keycafe Smartbox

(MINPAKU.Bizニュース編集部)

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