JR四国、簡易宿泊所「4S STAY」第二弾を徳島県三好市に11月オープン

JR四国は7月30日、京都の「4S STAY京都九条」に続き、四国においても徳島県三好市池田町に第一号店として「4S STAY 阿波池田駅前(仮称)」を開業することを公表した

運営方式としては、JR四国が旅館業法の簡易宿泊営業許可を取得し、建物所有者と賃貸借契約を締結する。そして、すでに三好市で民泊と飲食施設を運営しているオウライ株式会社に宿泊業務および運営管理を委託する。開業は11月頃を予定している。

JR四国は民泊事業の第二弾に三好市を選んだ理由として、近年、市内の観光スポットである祖谷・大歩危(いや・おおぼけ)エリアにおいて体験ツアーをはじめとするインバウンド需要が増加傾向にあり、一定の収入が見込まれることを挙げた。そして、酒造や古い町並み、銭湯等、外国人観光客に人気の高い施設が点在する阿波池田駅周辺と街の活性化を図る。また、同施設を中心として四国における同種施設の展開を計画するとともに、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」をはじめとする鉄道利用との相乗効果を目指す。

開業にあたっては、阿波池田駅前からおよそ2分の距離にある、商店街の中央に位置する木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の3階建ての空き店舗を宿泊施設として改装する。1階一部と2階を、20名まで宿泊できる宿泊エリアとし、1階は飲食エリアとして、宿泊ゲストの朝食や、地元の方も利用できるランチ、夕食等を提供するカフェがテナントとして入店予定だ。また、鉄道車両の座席などの発生品を利用した特設コーナーを飲食エリア内に設置する。

JR四国は今後の展開について、京都の「4S STAY京都九条」を起点に、四国の誘客を図るとともに、体験型の旅行を好む外国人旅行客と地元の人々との交流が生まれる場として、安全かつ安心に宿泊できる「4S STAY」ブランドの確立を図るとしている。

同社は今年1月にも民泊市場参入にあたり京都で運用ノウハウを得てから四国での展開を目指すと表明していた。外国人観光客の増加は四国も例外ではなく、地域活性化につながる好機となりそうだ。今後、同社が四国においてどのようなサービス展開をみせるか、注目だ。

【参照ページ】四国における簡易宿所事業の開始について
【関連ページ】JR四国、民泊市場に参入へ。京都市に簡易宿泊所を4月中旬オープン

(MINPAKU.Bizニュース編集部)