大阪市内におうちのごはんをテーマとした体験型民泊「GOEMON」開業

GOEMON

不動産業・建設業を展開するFURUEL(フルエル)株式会社は7月1日、大阪市内に「食から日本に触れる家」をテーマとした体験型民泊「GOEMON(ゴエモン)」をオープンした。

「GOEMON」は築年数不明の空き家を86.75平米の庭付き4LDKへとリノベーションした最大9名宿泊可能な特区民泊だ。現在、大阪市内に多く存在する空き家問題の解決策の一つとして、同社は「民泊としての再活用」を提案。家の柱などの大枠はそのままに、階段を作り直し、壁を抜いて広い部屋にするなど、観光客が快適に過ごせる空間を作り上げている。

GOEMON内装

「GOEMON」の企画は「日本らしい生活を訪日外国人にも体験してもらい、観光だけでは味わえない魅力を伝えたい」という想いからはじまったという。中でも注目したのが「料理」であり、素材の良さを大切にする調理法、料理をより美味しく、より美しく見せるための工夫などを宿泊者に体験してもらうため、さまざまな工夫がなされている。

室内には、日本の家庭で親しまれているカレーや肉じゃが、お好み焼きなど13品目のレシピや料理動画を用意。ほかにも食材を取り扱うお店をピックアップした、4言語対応の近隣商店街マップの作成や「食のさしすせそ」をはじめとした調味料を用意。これにより、宿泊者はより少ない買い物の負担で料理を楽しめる。

注目すべきは、信仰上、食べることのできない食材がある旅行者への細かい配慮がなされている点だ。学生インターンや海外留学経験者の声をもとに、上記のレシピはほかに「肉・卵・魚なし」にアレンジすることができ、また民泊内に置く調味料もなるべく野菜・海藻ベースのものをそろえている。世界の食についての対応が遅れている日本において、同施設の細やかな心遣いは大きな魅力だ。

同社は、民泊第一号としてクロスバイクでサイクリングを楽しめる民泊「CYCLESTAY」をオープンしている。そして今回オープンした「GOEMON」以降も、酒蔵と提携して日本の多種多彩な酒を見て飲んで楽しめる民泊(仮称:酒HOUSE)や、戦国武将をモチーフとした民泊などをオープンする予定だ。

2019年1月にBooking.comが発表した調査によると、「旅先でのその土地らしい体験」と「従来と異なるユニークな宿」が2019年の旅行トレンドになると予測されている。単に宿泊できるだけでなく「GOEMON」のように日本で暮らすような時間の過ごし方や、日本だからこそできる体験を味わえる宿泊施設は訪日外国人にとって重要な価値を与えるだろう。「GOEMON」が来阪者の満足度向上や大阪市内の客室不足解決につながることに期待したい。

【予約ページ】GOEMON
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(MINPAKU.Bizニュース編集部)

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