福岡市が民泊規制緩和、9月に改正案提出へ

福岡市が住宅の空き室などに旅行客を宿泊させる民泊を規制している市条例を改正する検討に入っていると、6月17日付で各紙が報じた。

イベント時などは予約が取りにくくなっている市内の宿泊施設を増やし、観光客などを呼び込むのが狙いで、4月に国が規制を緩和したのに合わせ、市内でも民泊をしやすくする見通しだ。

市は、昨年12月に人気グループの「嵐」や「EXILE」のコンサートが開催された際、大規模イベント時に限り民泊を認める国の特例を利用し、試験的な民泊サービスを実施していた。約200件の問い合わせがあったが、ほとんどが対象外の空き家の提供に関するものであり、実際の応募は38件で、市は最終的に22件の民泊を認めた。うち十数件が旅行者と引き合わせるためのサイトに登録したが、受け入れまで至ったのは4件に留まったという。

17日の市議会では、現在、市の条例で簡易宿所の営業にフロントの設置を義務付けているほか、同一の建物内に住居と宿泊施設を混在させることを禁じているが、この2つの要件を緩和する方向で検討しているとした。パブリックコメントを実施したうえで、9月議会に改正案を提出する見通しだ。

【参照ページ】福岡市、民泊規制緩和で条例改正へ
【参照ページ】ホテル不足の福岡市、民泊手探り 「嵐」公演に対応

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)

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