Airbnb対ホテル新たな調査、どのように競合しているか明らかに

カーネギーメロン大学テッパー・スクール・オブ・ビジネスのリサーチャーらが、新たな研究を発表し、Airbnbや同様のシェアリングエコノミー企業がホスピタリティー業界に与える影響に新たな光を当てている。調査結果によると、Airbnbが一部の市場でより多くの需要を引き付ける一方で、従来のホテルの価格戦略に影響を与えている可能性があるという。

INFORMSのジャーナルMarketing Science5月号に掲載されたこの研究は、「シェアリングエコノミーにおける競争のダイナミクス:Airbnbとホテルの関連分析」というタイトルで、カーネギーメロン大学のHui LiとKannan Srinivasanにより執筆された。

研究者らは、フレキシブルなシェアリングエコノミー・プラットフォームAirbnbの参入に焦点を当て、従来の固定された宿泊産業における競争環境への影響を研究した。

市場の状況、季節のパターン、ホテルの価格とクオリティ、消費者の構成、特定の市場におけるAirbnbの宿泊施設の供給等を考慮しLi氏は調査結果を次のように総括する。

「多くの分析により4つの結論に達しました。まずAirbnbは、特にローエンドのホテルの売上を奪っています。第二に、Airbnbはピークの旅行シーズンの需要の安定化や増加に貢献し、高額のホテル宿泊料金を下げる効果があります。第三には、Airbnbにより生み出された柔軟な宿泊施設のキャパシティは、一部の市場では伝統的な価格戦略に打撃を与え、季節的な価格設定の必要性を最小限に抑えています。最後に、Airbnbがビジネストラベラーをターゲットにすることで、ハイエンドのホテルにも影響が及ぶ可能性があります。」

Airbnbの現在までの売上高の90%はレジャー旅行者が占めている。同社がビジネス旅行市場をターゲットにしているため、今後、高級ホテルが影響を受ける可能性が高いことをこの研究は明らかにしている。

【参照ページ】Airbnb vs. hotels: New research sheds light on how they can compete and benefit
【関連ページ】Airbnb(エアービーアンドビー)

(MINPAKU.Bizニュース編集部)

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