Airbnb「オリンピアンによる体験」を2020年夏前にも展開へ、オリパラ選手・アスリートのセカンドキャリア等での活用に期待

Airbnb「オリンピアンによる体験」を2020年夏前にも展開、オリパラ選手のセカンドキャリア等での活用に期待

Airbnb(エアビーアンドビー)は11月18日、国際オリンピック委員会(IOC)と2028年までオリンピック活動を支援する公式パートナー契約を締結したことにともない、同社が提供する「体験」カテゴリにおいて、「オリンピアンによる体験」サービスを2020年夏前にも提供開始することを発表した。

Airbnbが新たに展開する予定の「オリンピアンによる体験」は、世界各地のオリンピックやパラリンピック選手、そのほかのアスリートなどが、例えば引退後のセカンドキャリアにて特技を活かし、体験ホストとして活動することで収入源を確保できるようにするプログラムだ。スポーツと運動を推進する内容であれば、トレーニングや街の散策などあらゆる活動が可能となっており、「体験」を利用するゲストはオリンピック選手やパラリンピック選手を中心としたアスリートと直接交流することができる。

Airbnbは「体験」プログラムでホストとして活動することを希望するアスリートを対象にサポートと研修を提供する。このサポートと研修は、AirbnbとIOCから「アスリート365」プラットフォームを通じて、数か月以内に提供が始まる予定だ。

さらに、IOCはAirbnbとのパートナーシップ期間中に、オリンピックとパラリンピックでの競技やトレーニングに関連する旅に出るアスリートに対し、少なくとも2,800万米ドル相当のAirbnb掲載の宿泊施設を提供する。IOCアスリート委員会委員長のカースティ・コベントリー氏は「アスリート委員会を代表して、Airbnbとの新しいグローバルな合意がアスリートに直接利益をもたらすことを嬉しく思います。これには、Airbnbの新しい「オリンピアンによる体験」を通じてスポーツへの情熱を共有することによる直接的な収益機会と、宿泊施設のニーズに対する直接的なサポートが含まれます。私たちは、世界中のアスリートが競技場内外で活躍できるように取り組んでおり、この合意は、キャリアを通じてアスリートを支援し、擁護する方法のもう1つの例です」とコメントしている。

19日には都内で記者発表会が開かれ、元レスリング選手でオリンピックのメダル保持者である吉田沙保里氏が登壇した。吉田氏は「オリンピアンによる体験」について、「アスリートが活躍する場が広がるのでとてもいいプログラムだと思います。後輩や知り合いのなかにも引退したときにセカンドキャリアをどうしたらいいか悩んだ経験を持つ人を多く見てきているので、オリンピアンだけでなくアスリートが活躍できる場が増えるのは助かりますし、ありがたいことです。また、選手が子どもたちに教える機会があれば、将来、子どもたちにも役立ちますし、日本全体が明るくなり、盛り上がるのではと感じています。また、さまざまな競技があるなかで、興味があってもなかなか触れる機会がない競技に触れることができる場が生まれるのはいいことですし、競技に取り組む人々だけでなくとも、親子、家族で体験することで、自分たちの人生につなげていただければと思います。そして、皆さんに興味を持っていただけたらうれしいなと思います」との旨、コメントした。

また、Airbnb Japan代表取締役の田邉泰之氏は「競技について世界中のオリンピアンやアスリートと直接話し、トレーニングする機会が生まれるだけでなく、食事やトレーニング方法やメンタル、生活など、競技以外についても話を通じて知見を共有いただけるのは魅力だと思います。そして、経験したことがある競技だけでなく、まったく知らない競技であっても、トップレベルのアスリートに教えてもらうことで、その競技についての興味が格段に引き上がる。そこが体験プログラムの面白みだと思います」との旨、コメントした。

日本国内でも憧れのオリンピアンから直接、各競技を学ぶことができるようになる「体験」プログラムは多くの人々の注目をひきつけそうだ。同プログラムの提供開始により、スポーツを通じた交流の場が大きく広がることに期待だ。

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(MINPAKU.Bizニュース編集部)

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