シニア世代の3割が訪日客との交流に興味。Airbnb調査

Airbnbは9月14日、ライフスタイルと旅、観光客の受け入れに関し、日本全国の60歳以上の男女824名に対して実施した調査の結果を公表した。

まず「ライフスタイル」について、77.3%が「趣味を持っている」、61.2%が「可能な限り仕事を続けて、自分で収入を得たい」、56.3%が「親戚や近所の方、仕事以外の人とも付き合いたい」と回答し、約半数以上がアクティブな生活を希望しているか、現在そのようにしていることがわかった。

そして、今後の生活において「不安」に感じることについては、57.4%が「将来の自分自身の健康について」、53.3%が「老後の生活費、生活資金について」、47.5%が「家族の健康/介護について」と回答した。

シニアにおける不安の3Kは「金、健康、孤独」といわれるが、「金」と「健康」を不安と感じる声が半数を超えている。その一方で、17.1%が「人生の楽しみや生きがいについて」、8.9%が「社会とのつながりについて」不安だと回答し、3K不安のうち「孤独」についての不安を感じる声は比較的少なかった。

続いて「旅」について、85.2%が「体力があるうちは自分で国内旅行、海外旅行をしたい」、60.3%が「旅をしたいけどなかなかできない」と回答し、大多数が旅をすることに積極的な姿勢だった。

最後に「旅行客の受け入れ」について、30.8%が「訪日客に知識や知見を伝えたり、外国の文化を学んだりすることに興味・関心がある」と回答した。興味がある理由として一番多かったのは「『日本文化』をもっと知って欲しいから」が46.6%、興味がない理由として一番多かったのは「言葉がわからないから」が55.0%だった。

Airbnb Japan代表の田邊泰之氏は今回の調査結果について、日本のシニア世代が潜在的に強い活力をもっていることに触れ、民泊オーナーとなることが3K不安解消にもつながると提案した。そして「Airbnbのシニアホストとなることで、副収入を見込めたり、ゲストなどとの交流で健康面においても役に立てるのでは」とその有効性について述べ、「実際にAirbnbのホストの方にお話しを伺うと、はじめは同様に言葉やコミュニケーションに対する不安があったものの、いざ始めてみると案外コミュニケーションは取れるもので、ホストをすることに夢中になる方々がたくさんいます」と例を挙げた。なお、Airbnbのシニアホストの平均年収は924,000円とも明かしている。

またAirbnbが公表したデータによると、Airbnbのシニアホストの76%が5つ星の評価を受けているという。他の年代をみると、30歳代は69%、40歳代は72%、50代は75%であり、比較するとシニア世代がもっとも高い。

今回の結果から、シニア世代がアクティブに旅行や訪日客とのコミュニケーションを楽しみたいと考えていることがわかった。60歳以降も新鮮な経験をすることでポジティブな刺激を得て、毎日を生き生きと過ごすことができるのだろう。シニア世代の活躍により、健全な民泊市場の活性化につながることが期待される。

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(MINPAKU.Bizニュース編集部)