定額で全国住み放題の多拠点コリビングサービス「アドレス」協力企業・自治体との連携内容が明らかに

定額制で「全国どこでも住み放題」というユニークな多拠点co-living(コリビング)サービス「ADDress(アドレス)」を展開する株式会社アドレスは2月18日、都内で開いた戦略発表会でサービス詳細をはじめ、「ADDress社会圏パートナー」となる協力企業、拠点となる地方自治体との連携の内容を明らかにした。

ADDress

「ADDress」は登録拠点ならどこでも住み放題になるサブスクリプション型の多拠点居住サービスだ。働き方の多様化や、さまざまなライフプランに応じた生活拠点の気軽な変更を可能にする。地方にとっては、都市部に集中していた人口の地方への受け皿ができることで、短期的な観光ではなく、関係人口の増加による消費・地域活動を通した地域の価値を高めることにもつながる。

ビジネスモデル

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法律

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利用にはまず会員登録と、事前に公的書類などの本人確認が必要となる。各拠点ではベッドや個室を確保しつつ、シェアハウスのようにリビング、キッチンなどを共有する。空き家や別荘を活用することでコストを抑えつつ、リノベーションによって快適な空間を提供し、光熱費、Wi-Fi、共有の家具やアメニティの利用、共有スペースの清掃も含め月額4万円からの低価格を実現する。

年会員は48万円(月額4万円)で、月5万円の月会員、月8万円からの法人会員も設定する。1個室の連続予約は1週間までで、一度に可能な予約の上限日数は14日間となっている。法人利用の第一弾には株式会社ガイアックス、株式会社CAMPFIRE、認定NPO法人フローレンス、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社(トライアル利用)、株式会社リクルート住まいカンパニーが名を連ねる。

拠点は、千葉県南房総市、一宮町、神奈川県鎌倉市、福井県三方郡美浜町、静岡県賀茂郡南伊豆町、群馬県吾妻郡、徳島県美馬市、三好市、鳥取県鳥取市、東京都渋谷区、品川区の11自治体で、4月にオープン予定だ。以降、栃木県日光市、宮崎県日南市などへの展開を予定している。

ADDress社会圏パートナーには、「家具、アメニティ提供パートナー」として、アメニティを提供するLEAF&BOTANICS(松山油脂株式会社)、ベッドを提供するコアラマットレス(Koala Sleep Japan KK)、テーブル・椅子などを制作するVUILD株式会社が参画する。そして「泊まり放題パートナー」には、一般社団法人ハンモサーフィン協会、Little Japan(NPO法人芸術家の村)が、さらに「物件調達パートナー」には株式会社カチタス、NPO法人離島経済新聞、R不動産が参画する。連携する「地方自治体」である滋賀県大津市は、琵琶湖畔の遊休企業保養所を活用し、空き家等の物件情報の提供やコワーキングスペース等と連携することで関係人口の構築にあたる。

「モビリティパートナー」には、ANAホールディングス株式会社が参画する。空席・空リソースを活用し、多拠点生活・シェアエコツーリズムを推進するため、4月から9月までADDress内でモニター募集し実証実験を行う。そのほか、シェアサービスとして、株式会社スペースマーケットの「スペースマーケット」、akippa株式会社の「akippa」、株式会社AsMamaの「AsMama」、株式会社ガイアックスの「TABICA」、REALBBQ株式会社の「REALBBQ」、一般社団法人セーフティネットリンケージの「みまもりあいプロジェクト」、ADDressのコワーキングスペースのコミュニティマネージャ育成など運営をサポートする「MIDORI.so」が連携する。

【ウェブサイト】ADDress
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(MINPAKU.Bizニュース編集部)