和式トイレは大不評。TOTOが訪日外国人の宿泊施設ニーズを調査

水まわり住宅総合機器メーカーのTOTO株式会社は2月25日、「宿泊施設」にターゲットを絞った「訪日外国人の宿泊施設へのニーズ調査」の調査結果を公表した。

同調査の結果、訪日外国人が「訪日前の宿泊施設へ期待していたもの」については、1位「接客」(57.8%)、次いで2位が「トイレ」(56.5%)、3位が「入浴」(48.7%)となり、「水まわり」への期待が高いことが分かった。また、「宿泊施設で重視する設備」では、1位「Wi-fi」(84.4%)、2位が「浴室」(75.3%)、3位が「トイレ」(74.0%)となり、やはり「水まわり」を重視する傾向が見られた。

一方で、「宿泊施設のトイレへの不満点」で最も多かったのは「和式トイレ」(11.7%)だった。和式トイレはまだ旅館など一部の宿泊施設で残っているが、外国人には使い方が分からないこともあり大変不評だという。「宿泊施設のトイレ・洗面所・お風呂の使い方がわからなかったときどうしたか」については「わからないまま使った」(30.5%)が 1位。「説明書があった」は 15.6%で、外国人向けの説明書がまだまだ普及していないことが伺える。

観光庁は、旅館等のインバウンド対応支援として「客室トイレの洋式化」を2016年度予算に盛り込む見込みだという。2015年の訪日外国人観光客が前年比47%増となる1973万人へと大幅に増加しており、日本全国で宿泊施設を利用する外国人観光客は大幅に増えている。洋式トイレ、綺麗な浴室、そしてWi-fi環境を整えることが訪日外国人に満足して滞在してもらうために最低限の「おもてなし」だと言えそうだ。

【参照リリース】「訪日外国人の宿泊施設へのニーズ調査」結果公表

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)