民泊向けIoTデバイス「TATERU Phone」実証実験終了。レンタル拡大へ。

アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行う株式会社インベスターズクラウドの子会社である株式会社iVacation(以下:iVacation)は3月3日、民泊向けIoTデバイス「TATERU Phone」を活用したスマート民泊の実証実験を終了し、「TATERU Phone」のレンタル拡大に向け本格運用を開始することを公表した

「TATERU Phone」を活用した民泊の実証実験は、2016年9月21日より開始された。大田区下丸子の特区民泊を行う物件にて、TATERU Phoneを無料で貸し出した。TATERU Phoneに導入されているチャットコンシェルジュなどの機能を活用してもらうことで、宿泊先に関する感想や現場の意見を収集した。

実証実験を行う民泊物件としてiVacationが運営する福岡博多区美野島の木造アパートが2016年12月に、京都市中京区御供町都の町屋風物件が2017年1月に加わった。

実証実験は2017年3月31日まで行われる予定であったが2017年2月をもって実証実験を終了し、今後はTATERU Phoneのレンタル拡大に向け本格運用を開始する。

実証実験におけるTATERU Phoneに関する宿泊者アンケートでは、「次回旅行する際もTATERU Phoneを貸し出す施設に宿泊したい」と回答した人が90%を超えるなど、好評であった。

利用率が高かった機能は「チャット機能」、「フード機能」、「翻訳機能」であった。

特に利用頻度の高い「チャット機能」については、回答の質の向上や対応時間の短縮を図っていく。今後、実証実験の宿泊者とコンシェルジュとの会話データを利用したAI(人工知能)を活用した支援や、問い合わせに自動回答するといったソリューションの構築が検討されている。

TATERU Phoneのレンタルは、東京都谷中のネットワーク型宿泊施設「hanare」で今年2月より開始されており、引き続き様々な宿泊施設への導入が進む見通しだ。

【参照リリース】民泊向けIoTデバイス「TATERU Phone」を活用したスマート民泊の実証実験を早期終了「TATERU Phone」のレンタル拡大に向け本格運用開始

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)

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