メトロエンジン、民泊を含むホテル・旅館向けのレベニューマネジメント支援ツール「メトロエンジン」リリース

メトロエンジン株式会社は4月25日、人工知能とニューラルネットワークによる機械学習を活用した全く新しい、民泊を含む、ホテル・旅館向けのレベニューマネジメント支援ツール「メトロエンジン」(特許出願済)をリリースし、5月中にもサービス提供を開始することを公表した

レベニューマネジメント支援ツール「メトロエンジン」と従来のレベニューマネジメントとの違いは「志向」にある。従来のレベニューマネジメントは過去のデータ分析に頼ったものであったが、「メトロエンジン」は人工知能と機械学習を活用した未来志向となっている。具体的には、中国旧正月や桜の開花、イベント日程、気象条件などの毎年毎日変動する要因と昨今の民泊の台頭などの業界の変化に対応するため、過去の実績に基づいた客室単価設定よりも適正に近いものを提案することができる点に特徴がある。

使用されている人工知能は、IBM社のテクノロジーである機械学習AI、深層学習(ディープラーニング)自然言語解析、画像認識AIであり、それらをフル活用したツールとなっていることから使用を重ねるごとに精度が向上する。

「メトロエンジン」は宿泊客の「予約行動」に関わるビッグデータ(競合宿泊施設の客室単価、レビュー、部屋の写真、民泊の物件情報)を毎日収集する。リアルタイム・データに基づき、人工知能を用いた徹底的な分析および客室単価の算出を行う。さらに、算出された客室単価が適正か否かを機械学習により繰り返し検証していくことで、収益の最大化を実現していく。

また、ホテル・旅館の独自のシステムとの連結も可能だ。システムをそのまま使い続けながら「メトロエンジン」の機能も活用できるよう連結サービスや個別施設向けのカスタマイズ・サービスを提供する。これにより、宿泊客の「予約行動」を徹底的に分析できるだけではなく、過去宿泊の読み込みが不要となり、煩雑な情報入力も不要となる。

提供されるツールは「機械学習AIによる、客室単価の最適化および検証」「自然言語解析による、全世界の宿泊予約サイトに寄せられた、あらゆる言語のレビュー内容の分析」「画像認識AIによる、客室写真の分析」だ。これらのツールによりレベニューマネジメントの助けとなる「レビュー通知機能」「在庫分析」「収益シミュレーション・レポートの提供」「都道府県別、市区町村別、各種データ解析、データ提供」といった機能を提供する。

今後展開予定のサービスは「ホテル・旅館向けコンサルティングサービス」「データ販売」「グローバル対応」だ。AIを活用しなければ把握しきれない情報まで拾い集め、適正価格を導いてくれるツールを活用することで、これまでより高い集客効果と利益を考慮した価格設定が可能となることへの期待がかかる。

【参照リリース】メトロエンジン株式会社、AIを駆使したホテル・旅館向けのレベニューマネジメント支援ツール「メトロエンジン」をリリース

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)

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