京都市、平均宿泊日数が東京を上回る。民泊はホテル・旅館の2倍の4泊に

京都市

京都市は、平均宿泊日数や京都市内における宿泊の量の把握を行う目的で行った「平成28年延べ宿泊客数及び京都観光総合調査データを活用した分析結果【概要】」を公表した。調査によると、京都市の平成28年の宿泊者数は2,150万人で前年比+5.6%、うち外国人宿泊者は632万人で前年比+2.6%だった。平均宿泊日数は都道府県別では全国第1位である東京都の1.94泊を上回る1.98泊だった。

京都市では滞在期間を伸ばす方針に基づいた取組みが行われており、外国人宿の平均宿泊日数においては都道府県別全国平均の1.54泊、東京都の1.94泊を上回る要因につながったと思われる。施設タイプ別では、ホテル1.79泊、旅館2.07泊、簡易宿所3.77泊であり、民泊を含めた簡易宿所の平均宿泊日数はホテル・旅館の2倍近くの約4泊となった。

京都市では、外国語で京都の奥深い魅力を伝えることができる京都市独自の取り組み「京都市認定通訳ガイド」の育成を行っており、ツアー造成などの新たな価値の提供や新規市場の開拓などを行い、さらに訪日旅行者の満足度を向上させていく見通しだ。

日本人の平均宿泊日数は1.38泊であった。今回初めて修学旅行生の平均宿泊日数も把握できるようになり、このうち修学旅行生は1.65泊。具体的には、小学校が1.10泊、中学校が1.72泊、高校が1.93泊であった。複数エリアや周辺部へ訪問する人ほど、消費単価が高くなる傾向にあり、観光客分散化の取組は地域活性化や経済効果の波及の観点でも有効とみられる。

【参照ページ】平成28年延べ宿泊客数及び京都観光総合調査データを活用した分析結果【概要】
【関連ページ】京都府の民泊・旅館業簡易宿所に関する条例・法律・規制

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)