福島、天栄村の別荘地管理組合で民泊新法施行を見据え貸別荘制度導入へ

福島県岩瀬郡天栄村のオーナーズフォレスト白河別荘地羽鳥湖高原管理組合は、住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行を控え、8月5日の臨時総会で貸別荘制度の導入を賛成多数で可決した。

別荘地を管理するのは、リゾート物件の仲介、リゾートホテル・マンションの運営管理を行うエンゼルのグループ会社である株式会社エンゼル那須白河(以下:エンゼル那須白河)だ。貸別荘制度を導入することにより、一元管理で民泊に対応することが可能となる。

管理組合では受け入れ側の体制も整わないままに民泊などで貸別荘利用者が増加した場合、環境面、セキュリティ面において別荘地全体のリスクとなりうるという認識を共有しており、管理会社による一元管理で、適正な別荘地運営をしてもらう事が利用者にとっても別荘所有者にとっても有益と判断した。

また、国内の別荘地では建物の老朽化、別荘地全体の管理不全などが課題になっており、民泊新法施行をきっかけに貸別荘利用者が増加し、全国的に別荘地の活性化・不動産価値の向上が促進されるとなれば日本のリゾートの発展につながるとみている。

別荘地での民泊は、地域によって対応が異なる。避暑地としても人気の長野県軽井沢町では、1か月以上の契約期間で賃貸する貸別荘を除き、民泊施設を全面的に禁止している。エンゼル那須白河によると、別荘制度導入について別荘地管理組合で議案が可決したのは日本で初めてとなる。

【参照ページ】別荘オーナーの管理組合が「貸別荘」制度を導入、一元管理で「民泊」化を可能に、福島県羽鳥湖高原で

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)