ファミリアリンク、民泊用WiFiレンタルサービス「famifi」開始

インバウンド支援事業を行う株式会社ファミリアリンク(以下:ファミリアリンク)は6月10日、月額2,480円で利用できる民泊ホスト専用のPocket WiFiレンタルサービス「famifi」(以下:ファミファイ)を運用開始したと公表した。

ファミファイはソフトバンク株式会社との間に独自契約を締結することで可能となったサービスで、民泊を利用する訪日外国人に使い放題の通信環境を提供するというもの。月額レンタル料のみで通信制限なく利用できる。英語、中国語(北京、広東)、韓国語、台湾語、フランス語、日本語の6カ国語で操作方法や故障などの問い合わせが可能。貸し出し側は、月額500円のオプションを追加することで、故障だけでなく紛失にも対応した保証サービスを受けることができる。

サービス開始を記念した300台限定の特別価格キャンペーンにより、通常はレンタル料金月額3,480円のところ、2,480円で利用可能だという。契約期間が無いため、解約違約金は無く、解約する場合は事務手数料5,000円を支払うことで解約することとなる。また、違法なダウンロード等が検知された場合のみ通信規制がかかり、契約が解除される可能性があるとしている。

総務省と観光庁が今年1月に発表した「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」によれば、「旅行中困ったこと」の結果は「無料公衆無線LAN環境」が46.6%であった。これを受け、観光庁は訪日外国人旅行者向けの無料公衆無線LANの整備促進に取り組むために総務省と連携して無料公衆無線LAN整備促進協議会を発足し、ネット環境の整備を進めているが、現状では街中で気が向いた時にSNSに写真をアップできる程にネット環境が整っているとは言い難い。

また、ゲストに貸し出されたモバイルWi-Fiルーターが使用時にはすでに速度制限がかかった状態となっているケースが散見されることから、ファミリアリンクは、民泊において海外からの民泊ゲストにインターネットに接続できる通信手段を貸し出すことはほぼ必須となるとみて、同サービスの開始に至った。

今後はモバイルルーターの貸し出しだけでなく、NTTの固定回線を利用した民泊向けの光回線や、インターネットを経由したスマートロックとの連携など、民泊向けのサービスを展開していく見通しだ。

【参照ページ】海外からのお客様に使い放題の通信環境を提供。月額2,480円で利用できる民泊ホスト専用のPocket WiFi レンタルサービス『famifi』が運用開始
【参照ページ】無料公衆無線LAN整備促進協議会
【サービスサイト】民泊専用Wi-Fi 『famifi』| familiar link

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)

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