青森県で2例目のイベント民泊。「弘前ねぷたまつり」民泊受入家庭の募集開始

青森県弘前市は、市のホームページで国から示されたガイドラインに基づき「イベント民泊」をまつり開催時に実施することを公表した。これに伴い、「弘前ねぷたまつり」開催時におけるイベント民泊受入家庭の募集が開始された。

イベント民泊は、行政が認めた年1回のイベント開催時に宿泊施設が不足する地域で、旅館業法許可がなくてもガイドラインに従い旅行者に民家が宿泊サービスを提供できる期間限定の仕組みだ。

「弘前ねぷたまつり」は津軽の夏を彩る夏祭りである。三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした大小約80台の勇壮華麗なねぷたが、城下町弘前を練り歩く歴史あるイベントだ。開催時には全国から観光客が押し寄せ宿泊施設が不足することから、観光客などから「宿泊できれば是非弘前に行きたい」という声も少なくないという。これを受け、広前市では今年2月から暴力団関係者の排除に向け弘前署と連携するなど「イベント民泊」に向けた準備を行ってきた。

同様の試みは2016年に五所川原市で「立佞武多(たちねぷた)」で行われ、市内の6戸で計21人の利用者があった。今回の「弘前ねぷたまつり」でのイベント民泊導入は県内では2例目の試みとなる。

イベント民泊受入家庭は5月15日より6月15日までの期間で募集される。弘前ねぷたまつり期間は8月1日より8月7日であるが、イベント民泊は7月31日より8月7日まで行われる。

募集要件は弘前市内の自宅であること、宿泊にかかるすべての対応を自身の責任で行うことができる方で、かつ「弘前市暴力団排除条例」に定める暴力団員若しくは暴力団又は暴力団と密接な関係を有する者でないことなどが定められている。

市は、宿泊客への周知及び予約の事務代行先として「とまれる株式会社」と提携し、同社が運営する宿泊予約サイト「STAY JAPAN」を推奨している。

イベント民泊により、宿泊場所の確保のほか、交流人口の拡大、滞在時間の増加による観光消費の拡大などの効果も期待される。

【参照リリース】「弘前ねぷたまつり」イベント民泊受入家庭を募集します!
【写真提供】弘前市
【関連ページ】青森県の民泊・旅館業簡易宿所に関する条例・法律・規制

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)