Airbnb「体験」登録件数30都市以上1,800件突破

民泊世界最大手であるAirbnbは7月14日、「体験」展開都市が30都市を突破したことを公表した。

Airbnbでは昨年11月より旅先の宿を探すだけでなく、そこでの「体験」を探すことができるサービス「トリップ」を開始し、事業を拡大している。当初「体験」登録件数は12都市500件のみであったが3倍以上に増え、サービス対象エリアも30都市以上、1,800件を突破した。

世界の都市における「体験」の予約数はバルセロナ、LA、パリ、サンフランシスコ、東京の順で高い。

最近進出した都市におけるAirbnbのおすすめ「体験」は、ダンス・アフロバイブの基礎を学び、近くのスポットで地元のダンサーや振付師と踊るリオデジャネイロの「アフロバイブを学ぼう」。2人のローカルシェフと一緒に近くの市場で食材を選びメキシコ料理の手ほどきを受けるメキシコシティの「メキシコ料理教室」。魚で有名なリスボンのシェフから魚のおろし方のコツを学ぶリスボンの「魚のグル」。元世界チャンピオンのホストの案内で、世界遺産ヴルタヴァ川から美都プラハを眺めるプラハの「プラハの大河でシングルスカル」。一般非公開のアートスペース、ミッテ地区の画廊をアートコレクターサイトのディレクターと巡るベルリンの「1日ギャラリスト」。ドストエフスキーや12世紀の手書き原稿、フリーメーソン本、古代の宗教本、ソビエト時代の発禁本など、クレムリンの知られざる臓部に侵入するモスクワの「歴史&本のアドベンチャー」だ。

「体験」で採用したきめ細かなアプローチはそのまま結果となってあらわれており、レビューを受けた「体験」の90%は5つ星を獲得している。上記のおすすめ「体験」においても、地元のプロから指導を受けることができ、あるいは一般の旅行客では立ち入ることのできないスポットへ行くことができるなど、個性豊かなアプローチが行われている。

「体験」の登録数が増加する一方で、利用者数も急増しており、月間利用ゲスト数は1月から500%増の6倍となっている。中でも、もっとも「体験」の成長率が目覚ましい都市はバルセロナであり、2月末の「体験」は30件であったが、現在は130件を超え、「体験」予約数も世界でもっとも多い人気都市となっている。

ゲストが「体験」に支払う平均的な料金は1回1人あたり66ドルと、旅行に取り入れやすい価格帯である。人を中心とするアプローチとして登場し、新しい旅の楽しみ方として定着しているようだ。

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)

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