Airbnb、年1回開催の「Airbnbオープン」のアイディアを取り入れた新機能追加を公表

世界民泊サイト大手のAirbnbは、年に1回行われる「Airbnbオープン」から生まれたアイディアを元に新機能を実装したことを公表した。

「Airbnbオープン」は、世界中のホストが集い、質疑応答セッション、情報交換カフェタイム、日頃のホスティング経験のディスカッションを通して見識を広げ、そこで得た成果をエンジニア、リサーチャー、デザイナー、カスタマーサービスのスペシャリストがそれぞれの部門に持ち帰り、将来の改善プランに役立てるべく活用するというもの。

今回公表された新機能は、昨年、フランスのパリで開催された「Airbnbオープン2015」において参加者から受けた提案を形にしたもので、新機能については、6つの事例が挙げられた。

1つ目は「旅行者は全員、顔写真と電話番号の認証が必須」というもの。旅行者はホストに連絡する以前に顔写真と電話番号の認証が必須となる。識別しづらい顔写真は、再アップロードを要求される。ゲストの連絡先を常に把握し、物件への到着時に顔で見分けられるようにする目的だ。

2つ目は「コミュニティセンターでDMが可能に」なるというもの。コミュニティセンターで1対1のやりとりが可能となる。「Airbnbオープン」に限らずいつでもホスト仲間とアイディアを交換するなど、親交を深めることができる。掲示板やAirbnbオープンなどのイベントで気が合いそうな人を見つけたら、ダイレクトメッセージ(DM)で交流することが可能だ。

3つ目は「コミュニティセンターにカスタムのタグ付け、新しい都市別フォーラムが登場」という機能。コミュニティセンターの都市別フォーラムに、新たに18都市の掲示板が追加された。投稿にはキーワードをつけて検索しやすくする「タグ」をつけることができるようになり、地元のコミュニティや気になる投稿を探すことができる。

4つ目は「初心者のゲストにAirbnb入門案内を表示」するというもの。「Airbnbを初めて使うゲストはしくみがよくわかってない人もいる」という声から生まれたもので、宿泊未経験者が利用登録するときには、実在の人が住む実在のお家に泊まることの意味をわかりやすい言葉で案内する。過剰な期待を排することでゲストの満足度を高め、レビューの評価を高めるのが狙いだ。

5つ目は「ハウスルールを目立たせ、ゲストが予約前に読む流れに」するというもの。滞在中の決まりをゲストに伝え、部屋とホストのスタイルがゲストのニーズに合うかどうかを判断してもらう目的の資料となる「ハウスルール」を目立つように表示する。また、ゲストが予約を完了する前に「ハウスルール」を読み、それに同意するシステムに変更された。

6つ目は「出張対応のリスティングにはブリーフケースのバッジ」をつけるというもの。出張対応の条件を満たしたリスティングには、検索結果で「出張対応」の目印(ブリーフケースのバッジ)が追加される。出張中の宿泊先を探しているビジネストラベラーにも一目で分かるようになるという。

Airbnb利用者からのアイディアであるだけあり、かゆい所に手が届く機能となっている。今年は11月に米国ロサンゼルスで「AirbnbオープンLA」が開催される。

【参照ページ】みなさまのアイディアから生まれた最新機能たち

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)