50万人以上の外国人観光客が韓国でAirbnbを利用

Airbnbが韓国における最新のデータを発表した。データによると2016年に韓国では前年比160%増の100万人のAirbnb利用者があり、そのうち50万人以上が海外からの利用者であることがわかった。興味深いのは韓国の観光全体では日本からの訪問者が2位(13.3%)である一方、韓国におけるAirbnb利用者は日本からは9位(2.3%)と大幅に低いということだ。日本人のAirbnb利用者がまだまだ伸びる余地はありそうだ。

韓国はAirbnbのインバウンド需要が急速に成長している市場の1つで、海外からのゲスト数は前年比130%増の約510,000人と、韓国への旅行の大部分を占めている。そしてAirbnbは韓国観光の多様化にも一役買っている。

データは、ホームシェアリングが韓国経済に好影響を与えていることも示している。2016年、韓国のAirbnbコミュニティはホストの収入とゲストの消費に基づく531,526百万ウォン(520億円)の経済活動を生み出した。韓国のホスト数も2016年には85%増加し、4,500人以上の地域住民に収入を得る機会を提供している。

AirbnbのAPAC公共ポリシー担当ディレクター、Mike Orgill氏は「Airbnbは韓国を世界に広めるために積極的な役割を果たした。韓国は急成長している市場の1つであり、地域経済にプラスの影響を与えている。Airbnbの利用者は滞在期間が長く、滞在する地域でより多くのお金を使う可能性が高い。」と語る。

朝鮮半島はこのところ政治情勢が緊迫しており、韓国の観光業界は打撃を受けている。2017年以降のAirbnbの業績がどのように韓国の観光業界に影響を及ぼすか注目だ。

韓国観光の多様化

海外から韓国に訪れる人の総数は、約半分を中国が占め、その他東南アジア諸国が目立つ。

Airbnb 合計
1 中国 20.3%(104,000) 中国 46.8%(8,067,722)
2 米国 16.2%(83,000) 日本 13.3%(2,297,893)
3 シンガポール 13.7%(70,000) 台湾 4.8%(833,465)
4 香港 10.0%(51,000) 香港 3.8%(650,676)
5 マレーシア 7.2%(37,000) フィリピン 3.2%(556,745)
6 台湾 3.9%(20,000) タイ 2.7%(470,107)
7 オーストラリア 3.3%(17,000) マレーシア 1.8%(311,254)
8 カナダ 2.5%(13,000) インドネシア 1.7%(295,461)
9 日本 2.3%(12,000) ベトナム 1.5%(251,402)
10 フィリピン 2%(13,000) シンガポール 1.3%(221,548)

(データ:Airbnb、韓国観光公社)

【参照リリース】Airbnb Welcomes over 500,000 Foreign Tourists to Korea in 2016

(MINPAKU.Bizニュース編集部)