Airbnb「ホームシェアリングラボ」を福岡に設立

世界最大手民泊サイトのAirbnbは5月19日、ホームシェアリングラボを日本で初めて福岡に設立することを公表した

「ホームシェアリングラボ」では、ホスト、ゲスト、パートナーおよびコミュニティの交流と創発により、地域に新しい付加価値の創出を実現するための「実験室」を目指す。

福岡での設立に伴い、Airbnbは福岡への移住サポートや福岡のコミュニティ情報などの発信活動を行う団体「福岡移住計画」と連携する。これにより、九州エリアを対象地域として、定例会・イベントを通じたメンバー間の情報共有やマッチングを行い、Airbnbを通じてその地域の体験価値を向上させるプロジェクトを策定、実行していく見通しだ。

プロジェクトの第一弾として「比較法国際アカデミー第20回国際会議組織委員会」との間で覚書を締結した。

比較法国際アカデミーは法学分野における国際学術団体であり、法学では最高の権威として知られる。4年に一度1週間に渡る大規模国際会議を世界各地で開催しており、今回、初めてのアジア開催となる「第20回会議」を福岡に招致することに成功した。

2018年7月22日~28日の期間中に75以上の国々から700~1000名余参加することが見込まれており、Airbnbは本国際会議のために福岡を訪れる日本国内外からの旅行者の観光促進のための協働体制を構築する。

ホームシェアリングラボ事務局を務める福岡移住計画の代表、須賀大介氏は、以下のように述べている。

「現在、福岡をはじめとする九州エリアは、地方創生の中でも発信力の高い取り組みも多くは国内からも熱い注目を集めています。加えて、英国のライフスタイルメディア「MONOCLE」でも世界の住みやすい都市ランキング7位に福岡市が選ばれるなど、海外からもライフステージとしての評価が高まっている状況です。九州エリアでホームシェアリングがさらに普及することで、観光から移住定住まで幅広い地域活性が見込めるに違いないと考えています。」

また、比較法国際アカデミー第20回国際会議組織委員会代表の九州大学法学研究院主幹教授河野俊行氏は今回の提携について以下のように述べている。

「この会議は1週間に渡るため、より広い空間やキッチンがある部屋に泊まれるのはうれしいと感じる参加者は少なくないでしょう。また初めて日本を訪れ、日本文化にも触れたいとお考えの参加者にとって一般の方々との交流は一石二鳥だと思います。特に今回の会議では、創設80年超になるアカデミー初の、若手研究者をターゲットにしたフォーラムが開催されます。こうした若い人たちからは喜ばれる取り組みになることでしょう。」

Airbnbの長田英知ホームシェアリング事業統括本部長は以下のように述べている。

「福岡市ではイベント開催時の宿泊施設不足が深刻な課題となっています。宿泊場所がないためにやむを得ず日帰りでイベント参加される方々もいらっしゃると思います。今回、国際会議のご支援を通して街ぐるみでの宿泊を実現することで、潜在的な宿泊需要を吸収し地域との交流や食・自然・文化等の魅力に触れる機会を増やすことができればと考えています。このような地域経済への波及効果を最大にするような仕組みを、さらに九州全土に広げていくことで九州地域の活性化に貢献していければと考えています。」

【参照リリース】Airbnb、ホームシェアリングラボを日本で初めて福岡に設立

(MINPAKU.Bizニュース編集部 平井 真理)