LearnAirbnb.com、初となる「The 2016 Home Sharing Market Report」を公表。広がる民泊代行サービス市場

LearnAirbnb.comは2月29日、世界のAirbnb・ホームシェアリング市場の動向についてまとめた初めての報告書、”The 2016 Home Sharing Market Report“(2016年度ホームシェアリング市場レポート)を公表した。同報告書は、米国内の200以上の都市において約43万件のリスティングを運用している257,000名のホスト、および世界83ヶ国、1,312のAirbnbホスト(過去の経験者および将来の予定者も含む)を対象とするもので、Airbnb・ホームシェアリングに関する過去最大規模の調査となっている。

同調査は、Airbnbなどホームシェアリングをとりまく市場の現状や、ホストが収益を改善する上で役に立つ情報が満載となっており、民泊に関わる事業主やホストにとっては必見の内容だ。

調査の結果、掲載されているリスティングの平均の稼働率は17.1%で、リスティングの年間の平均売上は9570米ドルであることが分かったほか、ホストの80%はリスティングを1つしか運用しておらず、Airbnbを通じた副収入は控えめな金額にとどまっていることが分かった。

一方で、一部のホストはAirbnbを活用して高い収益を上げており、スーパーホストは平均して通常のホストの約2倍の売上があり、Airbnbのホストの上位1%は売上全体の19%を占めていることも分かった。

また、同報告書ではホストらがAirbnbなどをどのように見ているかについても興味深い洞察を提供している。調査によると、ホストらがAirbnbで部屋を貸し出す一番の動機は副収入を得ることであり、ほとんどのホストが市政府による規制強化をAirbnbが将来直面するであろう最大の課題だと考えていることが分かった。Airbnbを新たな収入手段として積極的に活用したい一方で、規制の動向については非常に敏感になっているホストらの姿が覗える。

さらに、報告書の中ではホストの民泊運用における第三者サービスの利用状況についても詳細な調査を行っている。その結果、ホストの68.6%が 清掃代行サービスを利用しているほか、保険(56.5%)、デジタルスマートロック(40.0%)、写真撮影(33.3%)、鍵受け渡し・コンシェルジュ(31.4%)、価格調整ツール(31.1%)など、ホストらは様々な民泊運用支援サービスを活用していることが分かった。なお、民泊の完全運用代行を利用しているホストも24.4%、ゲスト対応代行サービスの利用者も22.7%に上っており、民泊をとりまく代行サービス市場も着実に裾野を広げているようだ。

同報告書には他にもAirbnbや民泊の運用に役立つ内容や今後の市場動向を考える上で参考になる情報が豊富に掲載されており、一読する価値がある。レポートの完全版は下記から無料でダウンロード可能(英語)。興味がある方はぜひ参考にしてみてはいかがだろうか?

【参照サイト】The 2016 Home Sharing Market Report

(MINPAKU.Biz ニュース編集部)

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