中国系の民泊サイトまとめ・一覧

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今、世界でAirbnbをはじめとする欧米系の民泊仲介サイトが非常に動向を気にしているのが、中国系の民泊仲介サイト勢です。現在、中国および中国人は世界の旅行市場を牽引する存在となっており、中国国家観光局によると、2015年の中国国内旅行者数は40億人、海外旅行者数は1億2,000万人に達し、国内旅行者数、海外旅行者数、国内観光消費、海外観光消費のいずれもが世界一となりました。この巨大な旅行市場を成長ドライバーとして急速に世界中でシェアを拡大しているのが中国系の民泊仲介サイトなのです。

また、中国国内では不動産の空き家問題が深刻化しており、現在空き家は5,000万件ほどあると言われています。中国政府はこの空き家問題の解決策として民泊に注目しており、そうした政策的な後押しも中国民泊仲介サイト勢にとっては大きな追い風となっています。

中国系の民泊仲介サイトは複数存在しており、今後も増えていくことが想定されますが、代表的なサイトとしては下記が挙げられます。

上記のようにそれぞれのサイトによっても強みやサービス内容は多少異なり、各社が特徴的な事業展開をしています。

途家(Tujia)

tujia

途家は中国北京に本拠を置く中国人向けバケーションレンタルサイトです。HomeAwayの経営スタイルを取り入れ、中国の現状に合わせてB2C+O2Oの経営を展開しています。宿泊者数を確保するために政府機関や不動産企業、旅行サイト、空港運営会社等と連携しながら民泊とホテルの両方に力を入れており、特にハイシーズン時のサービス品質確保に注力しています。現在は店頭予約のほか、携帯アプリ、SNS、電話やオンラインサイトからの利用も可能となっており、既にアプリダウンロード数は1億件を超えるなど、広く普及しています。24時間(年中無休)のカスタマーサービスや部屋の執事サービスも充実しています。自在客や住百家など他の中国勢の民泊サイトとの違いとしては、途家は特に中国国内の物件に強い点が挙げられます。2016年3月にはシンガポールに本拠を構える民泊サイト大手のRoomoramaとの戦略的提携を発表しており、Roomoramaの物件の掲載を始めています。

自在客(Zizaike)

zizaike

「自在客旅行ネット」は中国上海に本拠を置く、健雲ネットインフォメーションテクノロジー(上海)有限公司が運営する中国最大級のグローバルバケーションレンタルサイトです。携帯アプリ「台湾民泊」も展開しています。「自在客」とは「旅行者を自由自在に」という意味で、旅行を楽しんでもらいたいという意味が込められています。

2011の年設立以来「宿泊先の住民たちの働きぶり、暮らしぶりを体験させることこそ、旅の真の魅力である」をスローガンに、台湾を中心に民泊仲介業務を急速に伸ばしており、2015年は売上が2014年の倍以上となる約1億元(約17億円)を突破しました。途家や住百家など他の中国勢の民泊サイトとは異なり、自在客はFIT(Free Individual Travel:個人手配の自由旅行)に強い点が特徴です。物件の8割以上は台湾ですが、日本、アメリカなど海外展開も加速しています。

住百家(Zhubajia)

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住百家は、2012年にドイツ発のWimduがアジア市場を撤退するのをきっかけに元役員らが立ち上げた中国人向けバケーションレンタルサイトで、深圳に本拠を置いています。部屋の品質や個人向けサービスの充実を重視する中国の若手エリートや富裕層を主なターゲットにしている点が特徴で、現在香港での利用者数は既にAirbnbを大きく上回っていると言われています。宿泊施設の手配を始め、送迎サービスや航空券予約、現地ガイド探しにいたるまで中国人向けに特化して海外旅行全般を支援しており、24時間・年中無休の一対一のカスタマーサービスも提供しています。2016年4月には創業期の中小企業向け店頭市場の新三板市場に上場し、民泊関連企業として中国初の上場企業となっています。

大魚(Fishtrip)

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大魚は中国北京に本拠を置くバケーションレンタルサイトで、特に台湾に強みを持っています。台湾および台湾人向け民泊紹介のほか、中国大陸からのゲストを対象とする通行証代理申請サービスなどを提供しています。また、個人観光客向けの観光ルート提案サービスも定評があるほか、団体客の紹介実績が多数あり、買い物ツアーやグルメツアー等のテーマ旅行にも強みを持っています。宿泊先の写真を自社アプリにアップロードすることでキャッシュバックがもらえるというユニークな仕組みも用意されています。

AsiaYo.com(アジアヨー・ドットコム)

AsiaYo

AsiaYo.com(アジアヨー・ドットコム)は2013年6月に台湾でスタートしたサービスです。台湾を中心に民宿、短期レンタル、ルームシェアなどホテル以外の宿泊施設を対象としたオンラインブッキングサービスを提供しており、2016年5月時点で8,000部屋以上のリスティングが掲載されています。

AsiaYo.comは台湾トライアスロン協会(CTTA)のオフィシャル宿泊予約サイトであり、また、台湾最大のスポーツイベント登録サイトプラットフォームbao-ming.comのパートナーにもなるなど、台湾のスポーツイベントの振興も担っています。

同社によると、ホテル以外の宿泊施設を専門に取り扱うことで格安での宿泊費用を実現している点と現地アジア地域の言葉に対応している点に強みを持っており、2014年2月から2016年3月までの過去25か月の月平均成長率は25%と著しい成長を遂げています。2016年5月から日本語(ホスト側のみ)に対応、2017年第1四半期よりその他アジア主要都市への進出予定となっており、今後の展開が注目されます。

携程(Ctrip/シートリップ)

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携程(Ctrip/シートリップ)は中国発のOTA(Online Travel Agency)で、オンライン旅行サイトとして中国首位、世界第3位の規模となっています。1999年に中国の上海で設立され、2003年にNASDAQ証券取引所に上場しました。2016年5月時点でネット会員数は3億人、正社員数は30,000人、コールセンターは17,000人、1日の電話件数は200,000件と運営は大規模に行われています。スマホアプリのダウンロード数は4億で、アプリからの一日の売上は63億円に達しています。

同社はオンライン旅行サイトとして拡大し続けており、2009年7月には台湾最大のオンライン旅行サイトである易遊網(EzTravel)とパートナー提携し2014年に料金・在庫の共有を達成、2010年4月には香港最大のオンライン旅行サイトである永安旅遊(Wing On Travel)とパートナー提携し2015年に料金・在庫の共有を達成、2015年5月には中国第3位のOTA・OTPである艺龙(eLong)の37.60%の株を取得し料金・在庫の共有を達成、2015年10月には25%の株を百度(Baidu)と交換、同時期に中国第2位のOTA・OTPであるQunar.comの45%の株を取得し料金・在庫の共有を達成、2016年1月にはインド最大のOTAであるMake My Tripに1.8億ドルを投資し26.6%の株を取得しています。

同サイト利用による訪日客は90%以上が中国大陸からとなっており、さまざまなサイトからの在庫共有がされていることから、潤沢に宿泊施設を供給できる点が強みとなっています。日本法人「シートリップジャパン」は2014年5月に東京の日本橋茅場町に開設されています。2016年5月時点における日本での提携状況は、楽天トラベルのビジネス部門の31%、じゃらんのレジャー部門の31%、るるぶトラベルのレジャー部門の12%、一休.comのラグジュアリ部門の3%となっており、今後の一層の拡大が注目されるサイトです。

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