キーワードは”authentic”。日本ならではの本物のローカル体験を求める訪日外国人

今月、Airbnbはモバイルアプリのデザインを一新し、”Don’t go there, Live there”(そこに行くのではなく、そこで暮らす)をコンセプトに、宿泊施設の近隣のガイド機能を追加するなど、ゲストがローカルでの体験をより楽しめるよう宿泊を超えたサービス提供に向けて新たな一歩を踏み出しました。

実際に、ホテルではなくあえて「民泊」というスタイルの旅行を望む人々の中には、ホストやローカルの人々との交流、ローカル文化の体験など、そこに暮らす人々と同じように時間を過ごすことを強く求める人も多いようです。

そこで今回は、BnB Insightが保有する約42,000件のAirbnbゲストのレビューデータから、日本を訪れる外国人がいったいどのような体験を求めているのか、その本音を探ってみました。過去にゲストが残した大量のレビュー分析から出てきた一つのキーワードが、”authentic”(オーセンティック)です。

“authentic”とは、日本語では「正真正銘の」「本物の」「信用できる」といった意味となりますが、この”authentic”というキーワード、ゲストのレビューに数多く登場します。具体的には、下記のような形で使われています。

“Truly what Airbnb is all about – authentic local living experience with amazing host family.” from 香港人ゲスト

“an awesome host and his place was perfect for an authentic Japanese experience.” from アメリカ人ゲスト

“Facilites are great and seems like a really authentic japanese home stay experience.” from シンガポール人ゲスト

“If you want to have an experience of the authentic Japanese style living , this is the one.” from アメリカ人ゲスト

“The flat its self provided an authentic Japanese experience with gorgeous tatmi mats” from カナダ人ゲスト

“I am an architect and really enjoyed being in an authentic Japanese wooden house.” from ギリシャ人ゲスト

“Satoshi was a perfect host. An authentic Japanese ryokan experience at a good price.” from アメリカ人ゲスト

いかがでしょうか?このように見てみると、”authentic”というキーワードには”Japanese”、”experience”といったキーワードが共起語として頻繁に使用されていることが分かると思います。

この”authentic Japanese experience”、つまり「これぞまさに日本!といった体験」こそが、Airbnbを利用して日本に訪れるゲストが強く求めているものの一つです。新鮮ないぐさの匂いを漂わせた畳の部屋、地元民しかいかないような小料理屋や居酒屋、そこでの人々との交流など、我々にとっては日常にありふれた風景も、外国人にとっては非常にエキサイティングなローカル体験となるのです。

自身の物件や周辺エリアでアピールできる材料のうち、どんな部分が”authentic”な”Japan”なのか、そこを突き詰めて考えながらリスティングのタイトルや紹介文に反映することで、よりゲストの目を惹くリスティングページが作れるかもしれません。また、実際にホストとしてゲストをもてなすときも、外向きのありきたりの日本ではなく、よりディープでローカルな日本らしさを伝えられると、ゲストの満足度はさらに上がるでしょう。

【転載元】BnB Insight「キーワードは”authentic”。日本ならではの本物のローカル体験を求める訪日外国人」
【参照サイト】BnB Insight

(MINPAKU.Biz 編集部)