農泊(農山漁村滞在型旅行)とは・意味

農泊とは、農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験や地元の人々との交流を楽しむことができる農山漁村滞在型旅行のことを指します。

農泊という概念には、農家民宿や空き家と古民家、廃校となった校舎などを活用した宿泊施設により、農山漁村ならではの宿泊体験を提供するだけではなく、近隣のレストランや飲食店で地元農家が生産した農産物や地元食材の料理を味わったり、農林水産直売所で買い物をしたり、田植えや稲刈り、野菜収穫、牧場の乳しぼり、山菜狩り、ジャムづくり、工芸品づくりなどに取り組んだりといった幅広い体験が含まれます。

政府は農山漁村地域の所得向上、地方創生を実現するための重要な柱として「農泊」を位置づけており、インバウンドを含む観光客を農山漁村に呼び込み、地域を活性化するための取り組みを進めています。

農山漁村余暇法とは?

グリーン・ツーリズムを推進し、農山漁村地域の活性化に向けて同地域が観光客を受け入れるための条件整備をするために、1994年に「農山漁村余暇法」が制定されました。その後、農林漁業体験民宿民宿業者の登録制度の一層の活用に向けて2005年6月に法律が改正され、2005年12月から施行されています。

農林漁業体験民宿を開業するためには旅館業法簡易宿所の営業許可を取得する必要がありますが、政府は農泊を推進するために段階的な規制緩和を進めており、2016年4月からはその一環として農林漁業体験民宿業の営業者の対象範囲が拡大され、非農林漁業者が自宅の一部を活用して農林漁業体験民宿業を営む場合についても、簡易宿所の客室面積基準が適用除外となるように省令が改正されました。

【参考サイト】農泊を中心とした都市と農山漁村の共生・対流

民泊関連用語の一覧